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資金調達事例

【資金調達インタビュー】ARスポーツ「HADO」を運営開発する株式会社meleap

最新のAR技術を用いた新時代スポーツ「HADO」を運営開発する株式会社meleap。今回Decillion Capital株式会社は「JPMergers」を活用し、資金調達をサポートいたしました。そして今回、同社のCEOである福田様とCOOである冨田様にお話を伺いました。

ー まずは事業概要についてお聞かせください

弊社は、ARスポーツ「HADO」の開発運営をやっております。そして、これを軸に2つの事業を展開しております。1つ目は、ローケーションベースエンターテイメントと社内では呼んでいるのですが、これは「HADO」のライセンスを行ったり、イベントパッケージを販売したりと、「HADO」をプレイする体験を売っております。売り先としては、アミューズメント施設など、スポーツ施設を運営している会社様に買っていただき、その会社様自ら、店舗を作って、イベント運営をしていただいてます。店舗としてはお台場のみが直営店であり、他はフランチャイズモデルをとっております。そのフランチャイズモデルは日本だけでなく、世界39ヵ国、様々な国に展開しております。また2つ目の事業といたしましては、ライブエンターテイメント事業を行っております。これは「HADO」をプレイするのではなく、見て応援していただくサービスです。具体的にはアイドルや俳優さんに「HADO」をプレーしていただき、ファンの皆さんにはそのプレーを見て応援していただく。その際のチケットやアプリ課金をビジネスモデルとしております。現在はAKB48さんや2.5次元俳優※さんに「HADO」をプレーしていただいております。現在リーグ戦を行っておりますが、今後は数千人規模の会場を使って年間のリーグを行うなど、1回あたりの規模感を拡大していきたいと考えております。
※2.5次元俳優とは、ゲームや漫画など2次元の世界を、舞台やミュージカルなど3次元の世界で表現する際に、活躍される俳優。

ー そのような規模で大会が行われているのですね。一体HADOとはどのようなスポーツなのですか?

一言で言えば、ARを使ったスポーツです。頭にゴーグルをつけ、また腕にアームセンサを装着し、エナジーボールというドラゴンボールのかめはめ波のような、憧れの技を打ち当ててもらうスポーツです。基本的にはドッチボールに似ておりまして、ボールを投げて当てたら1点という形です。当たらないように避けたり、またシールドで防御したりして、相手の玉をかわしつつ、こちらも相手に玉を当てていく、そのようなスポーツです。試合時間は80秒、2対2もしくは3対3で現在大会を実施しております。特徴としては身体を使って激しく動くのですが、体格や筋力は全く関係ありません。他のスポーツと違って、子供でも大人でもプレーに全くありませんし、また男女差もほぼ関係ございません。ですので戦略を考え、仲間と協力し戦って行くのが重要です。この観点から八王子の小学校でも、思考しながらコミュニケーションをとり身体を動かすことが、とても教育に良いと、高く評価されております。

ー スポーツから始まり、教育にも裾野を広げられているのですね。今回、資金調達を実施した背景はどのような理由なのでしょうか。

「HADO」はまだまだ新しいスポーツなので、拡大させていくにはまだまだ時間とお金が必要です。特にロケーションベースエンターテイメント事業はまだ赤字事業なので、イベントを構成し、リーグを回していくための、キャスティングの契約金や会社のためのお金が必要です。ですので、これから事業をさらに大きくしていくために、今回資金調達を実施いたしました。

ー JPMergersを活用し、今回出資先が決定いたしました。実際に活用した印象はいかがでしたか?

今回株式会社WAKIプランニングさんから調達しましたが、WAKIさんは「HADO」の未来の可能性について強く共感していただきました。これは投資家として本当に心強くありがたいです。今後学校に対して販売を広げていくという点で、素晴らしい投資家を紹介していただきたいと思っております。

ー 嬉しいお言葉ありがとうございます。今後、Decillion Capitalに期待することがあれば教えてください。

今回Decillionさんには数多くの投資家様を紹介していただき、残念ながら出資に至らなかった場合もありますが、事業拡大した際には再度お話を伺いたいと言ってくださる方も数多くいらっしゃいました。Decillionさんには、ぜひ次の資金調達でもお力を貸していただきたい、と考えております。本当にこれにつきます。

【出資・譲受企業情報】
企業名:株式会社WAKIプランニング(https://www.waki-planning.com/
事業概要:スタートアップ向け投資ファンド事業
所在地:岐阜県恵那市
WAKIプランニングは、教育業界向けソフトウェア企業のCo-Founderとして活躍し、同社のシェアを業界トップクラスにまで成長させた柳瀬 貴夫が代表を務め、社会的意義を持ったスタートアップに投資するファンド事業を行なっています。種から大きな木を育てるという意味で、シード段階から企業家の大志が成樹できるよう応援します。

【発行体・譲渡企業情報】
企業名:株式会社meleap(https://meleap.com/meleap/public/index.php/jp
事業概要:AR技術を用いた「HADO」の、開発 / 運用している
所在地:東京都港区

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